2025-12-30:SD WebUI(Forge版)エラー対応
Stable Diffusion WebUI(Forge版)エラー対応
原因(今回のエラーの正体)
エラー:RuntimeError: CUDA error: no kernel image is available for execution on the device
これは GPU(RTX 5060 Ti = Compute Capability 12.0 / sm_120)に対して、実行しようとしているCUDAカーネルがその世代向けにビルドされていないときに出ます。
あなたのForge配布物はフォルダ名どおり cu121 + torch231 前提で、同梱されていたPyTorch/周辺(注意機構の高速化含む)が sm_120 をカバーできていなかったのが根因。
直接的に効いた操作(時系列)
1) Forgeが実際に使っているPythonを特定
起動中プロセスから判明:
C:\webui_forge_cu121_torch231\system\python\python.exe
python launch.py で起動していた
2) PyTorchを「CUDA 12.8(cu128)」対応へ入れ替え
実行したこと(要点):
既存 torch / torchvision / torchaudio をアンインストール
--index-url https://download.pytorch.org/whl/cu128 から再インストール
結果確認:
torch 2.9.1+cu128
cuda 12.8
cap (12, 0) / gpu RTX 5060 Ti
→ これで “sm_120非対応カーネルを呼んで落ちる” 本体原因を潰した。
3) --disable-xformers を付けて起動(最終的に動作に繋がった設定)
webui-user.bat に:
set COMMANDLINE_ARGS=--disable-xformers
結果:動作した
→ xFormers(注意機構の高速化)がRTX 50xx環境で不安定/非対応だった部分を迂回できた。
まとめ(ワンライン)
原因:RTX 5060 Ti(sm_120)に対して、同梱の cu121/torch231+高速化(xFormers等)のCUDAカーネルが世代非対応。
効いた操作:Forgeが使う同梱Python環境のPyTorchを cu128版に更新し、さらに **xFormersを無効化(--disable-xformers)**して起動した。